ZOZO、全社共通のAI活用指標「AZARS」を導入
「生成AIニュースメモ」は、生成AIの最新ニュースを要点3行+詳細メモで記録していくシリーズです。関連するG検定キーワード解説への内部リンク付きで、最新動向のキャッチアップと試験の時事対策に使えます。
- 1ZOZOが2026年4月から全社共通のAI活用指標「All ZOZO AI Readiness Score(AZARS)」を導入
- 2組織と個人の2つのAI活用レベルをそれぞれ4段階で定義し、開発者・非開発者を問わず統一基準で可視化・評価
- 3週1回以上の生成AI活用率が97%に達した状況を踏まえ、AI活用を組織的な競争力へ転換する狙い
ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは2026年4月8日、2026年4月より全社のAI活用指標「All ZOZO AI Readiness Score(AZARS)」を導入したと発表しました。AZARSは「組織AI活用レベル」と「個人AI活用レベル」の2つで構成され、AI活用において業務上期待される能力と状態をそれぞれ4段階で定義した指標です。開発者と非開発者に共通の基準を設けることで、主観的になりがちなAI活用度を全社統一の基準で可視化・評価し、AI活用の一層の加速とさらなる価値創出を目指します。
AZARSの構成
- ▸個人AI活用レベル — 個人がAIをどの程度業務に組み込めるかという「力量」を示す指標。自己認識や振り返りを通じて継続的な成長を支援することが目的
- ▸組織AI活用レベル — 組織がAIをどの程度業務に組み込んでいるかという「状態」を示す指標。個人のスキルではなく、AIを前提とした業務プロセスや意思決定が組織の仕組みとして機能しているかに基づいて判定
AZARS(アザース)は、生成AIを含むAI活用において業務上期待される能力と状態をそれぞれ4段階で定義した指標です。エンジニアなどの開発者と、事業・コーポレート部門といった非開発者の双方に共通する指標を定めている点に特徴があり、職種にかかわらず同一の基準でAI活用を推進できます。主観的になりがちなAI活用度を全社統一の基準で可視化・評価することが可能になり、国内外の先進事例も参考にしながら自社の事業や組織に即した独自指標として導入されました。
導入の背景
- ▸生成AI研修 — 全社員がチーム対抗で競い合う参加型の生成AI研修や、生成AIを活用した業務効率化ツールの開発・社内提供を実施してきた
- ▸開発AIエージェント — 2025年7月に全エンジニアへ導入
- ▸ChatGPT Enterprise — 2025年8月に全社導入
- ▸活用率 — 多方面での活用強化の結果、週1回以上の生成AI活用率は97%に上昇(2026年3月時点の社内アンケートで「毎日」「週に数回」「週に1回」利用と回答した人の割合)
CTOコメントと今後の方針
執行役員兼CTOの瀬尾直利氏は、AI活用の本質は単なる効率化にとどまらず事業そのもののあり方を変革する点にあるとし、全社的に推進してきた生成AI活用を次のステージとして組織的な競争力へ転換していく必要があり、AZARSはその実現に向けた基盤となる指標だとコメントしています。
今後もグループ全社員が生成AIをはじめとするAI技術を自在に活用することで、同社の強みである「ファッション×テクノロジー」を融合させた新たな価値創出に取り組み、AI活用をさらに拡大して事業と業務の両面での成長を目指すとしています。
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このニュースの月のまとめ号があります。その月の生成AIニュースの全体傾向と、G検定試験風の理解度チェック問題を1本にまとめています。
