【生成AIニュースメモ】OpenAI、次世代モデル「GPT-5.6」Sol・Terra・Lunaの限定プレビューを開始(2026/6/27)
OpenAIは2026年6月26日(米国時間)、次世代モデル「GPT-5.6」シリーズの限定プレビューを開始しました。フラッグシップのSol、日常業務向けバランス型のTerra、高速・低価格のLunaの3モデル構成で、コーディング・生物学・サイバーセキュリティにおけるエージェント的能力が向上しています。サイバー能力の高まりを踏まえて多層的な安全対策と段階的リリースを組み合わせており、米国政府との対話を経て信頼できる少数のパートナーから提供を開始し、今後数週間での一般提供を予定しています。
【生成AIニュースメモ】UCサンディエゴら、LLM推論を高速化する投機的デコーディング手法「JetSpec」を発表(2026/6/26)
米UCサンディエゴのHao AI LabとStepFunなどの研究チームは2026年6月、大規模言語モデルの生成を高速化する投機的デコーディング手法「JetSpec」を発表しました。凍結したターゲットモデルの隠れ状態の上に、候補トークンの木を1回の順伝播で生成する因果的並列ドラフトヘッドを学習することで、出力を変えないまま、Qwen3-8BのMATH-500で9.64倍、オープンエンドなチャットで4.58倍のデコード高速化を達成したとしています。論文・コード・モデルが公開されています。
【生成AIニュースメモ】Google、Gemini 3.5 Flashにcomputer use機能を統合(2026/6/25)
Googleは2026年6月24日(米国時間)、コンピュータの画面を見て操作する「computer use」機能を、Gemini 3.5 Flashの組み込みツールとして提供開始しました。従来は独立した「Gemini 2.5 computer use」モデルとしてのみ提供されていた機能が主力のFlashモデルにネイティブに統合され、開発者はブラウザ・モバイル・デスクトップ環境を横断して認識・推論・行動するカスタムエージェントを構築できるようになります。同社はエージェント型のコンピュータ操作タスクで自社最高の性能だとしています。
【生成AIニュースメモ】富士通、LLMのコストを大幅削減する新アーキテクチャ「PHOTON」を開発(2026/6/24)
富士通は2026年6月24日、大規模言語モデルの大幅なコスト削減を実現する新アーキテクチャ「PHOTON(Parallel Hierarchical Operation for TOp-down Networks)」を開発したと発表しました。文章をトークン単位ではなく意味のまとまりとして階層的に処理することで計算量を削減し、現在主流のTransformerと比較してGPU当たり最大475倍のマルチクエリー性能を発揮するとしています。成果は7月開催のACL 2026のオーラルセッションで発表される予定です。
【生成AIニュースメモ】Qwen、エージェント環境を模擬する言語世界モデル「Qwen-AgentWorld」を公開(2026/6/23)
Qwenチームは2026年6月23日、エージェントが動作する環境そのものを言語モデルで模擬する「言語世界モデル」のQwen-AgentWorldを公開しました。ターミナルや検索、Webなど7種類のエージェント環境を単一モデルでシミュレートできる点が特徴で、評価ベンチマークAgentWorldBenchも同時に公開されています。397B-A17B版は同ベンチマークで総合58.71を記録し、GPT-5.4やClaude Opus 4.8、Gemini 3.1 Proといったフロンティアモデルを上回ったとしています。
