📰 生成AIニュースメモ

Anthropic、「Claude Opus 4.7」を一般提供開始

🗓 2026年4月17日#Anthropic#Claude#大規模言語モデル

「生成AIニュースメモ」は、生成AIの最新ニュースを要点3行+詳細メモで記録していくシリーズです。関連するG検定キーワード解説への内部リンク付きで、最新動向のキャッチアップと試験の時事対策に使えます。

⚡ 3行まとめ
  1. 1高度なソフトウェアエンジニアリング性能がOpus 4.6から大きく向上し、特に最難関のタスクで改善
  2. 2最大約3.75メガピクセルの高解像度画像に対応するなど視覚性能も大幅強化
  3. 3サイバーセキュリティ悪用の疑いがあるリクエストを自動検知・ブロックする新しい安全対策を初めて搭載

Anthropicは2026年4月16日(米国時間)、最新モデル「Claude Opus 4.7」の一般提供を開始しました。高度なソフトウェアエンジニアリングでOpus 4.6から顕著に改善し、特に最難関のタスクで伸びを示すほか、複雑で長時間のタスクを厳密かつ一貫してこなし、指示に正確に従い、報告前に自ら出力を検証する方法を編み出すとしています。料金はOpus 4.6と同じ入力100万トークンあたり5ドル・出力25ドルで、Claude製品全体とAPI、Amazon Bedrock、Google CloudのVertex AI、Microsoft Foundryで同日から利用できます。

主な改善点

  • 指示追従 — 指示を文字どおり厳密に解釈するようになり、旧モデル向けのプロンプトでは想定外の結果になる場合があるため再調整を推奨
  • 視覚 — 長辺2,576ピクセル(約3.75メガピクセル)までの画像を受け付け、従来のClaudeモデルの3倍以上に。高密度なスクリーンショットの読み取りや複雑な図からのデータ抽出などに有効
  • 実務タスク — Finance Agent評価で最高水準のスコアを記録し、金融・法務などの知識労働を評価するサードパーティ評価GDPval-AAでも最高水準
  • メモリ — ファイルシステムベースのメモリの活用が向上し、複数セッションにわたる長時間の作業で重要なメモを記憶して次のタスクに活用

このほか、プロフェッショナル向けタスクでの審美性と創造性も高まり、より高品質なインターフェイス・スライド・文書を生成できるとしています。幅広いベンチマークでOpus 4.6を上回る一方、同社最強のモデルである「Claude Mythos Preview」ほど広範な能力はないと位置づけています。

サイバーセキュリティの新しい安全対策

Anthropicは前週発表した「Project Glasswing」で、AIモデルがサイバーセキュリティにもたらすリスクと便益を指摘し、Claude Mythos Previewの提供を限定したうえで、新しいサイバー安全対策をより能力の低いモデルで先に試す方針を示していました。Opus 4.7はその最初のモデルで、禁止用途や高リスクのサイバーセキュリティ利用を示すリクエストを自動的に検知・ブロックする安全機構を備えて公開されます。訓練中にはサイバー能力を選択的に低減する試みも行われたとしています。

脆弱性調査やペネトレーションテスト、レッドチーミングなど正当な目的でOpus 4.7を使いたいセキュリティ専門家に対しては、新設の「Cyber Verification Program」への参加を案内しています。

安全性とアラインメント

安全性のプロファイルは全体としてOpus 4.6と同様で、欺瞞・追従・悪用への協力といった懸念行動の発生率は低いとしています。誠実さや悪意ある「プロンプトインジェクション」攻撃への耐性では改善する一方、規制物質について過度に詳細な害低減アドバイスをする傾向などはやや弱くなったとのことです。アラインメント評価の結論は「おおむね良好に整合し信頼できるが、挙動が完全に理想的とはいえない」で、詳細はシステムカードで公開されています。

同時に発表されたアップデート

  • エフォートレベル「xhigh」 — highとmaxの間の新レベルで、難問での推論と遅延のトレードオフを細かく制御。Claude Codeでは全プランの既定値をxhighに引き上げ
  • タスクバジェット(パブリックベータ) — Claude Platform(API)でトークン消費を誘導し、長時間の実行で作業の優先順位づけを可能に
  • /ultrareviewコマンド — Claude Codeで変更を読み込み、注意深いレビュアーが見つけるようなバグや設計上の問題を洗い出す専用レビューセッション。ProおよびMaxユーザーに3回分を無料提供
  • autoモード — Claudeがユーザーに代わって許可の判断を行う新しいパーミッション設定をMaxユーザーにも拡大

移行時の注意点と提供状況

  • トークナイザーの更新 — 同じ入力が内容により約1.0〜1.35倍のトークンになる場合がある
  • 思考量の増加 — 高いエフォートレベルではより多く思考するため出力トークンが増加。ただし内部のコーディング評価では全エフォートレベルでトークン使用量が改善
  • 提供先 — Claude全製品、API(claude-opus-4-7)、Amazon Bedrock、Google Cloud Vertex AI、Microsoft Foundry
  • 価格 — 入力100万トークンあたり5ドル・出力25ドルでOpus 4.6から据え置き

トークン使用量はエフォートパラメータやタスクバジェットの調整、簡潔な応答を促すプロンプトで制御でき、移行ガイドも公開されています。

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🔗 出典(一次ソース)
https://www.anthropic.com/news/claude-opus-4-7
※本記事は一次情報をもとに要約・再構成したものです。詳細は出典をご確認ください。