このシリーズではG検定の要点を項目ごとにまとめています。
今回の記事では、2022年7月2日(土)開催のG検定(2022#2 )に合格した学習方法と受験体験について紹介します。
これから受験される方へ参考になれば幸いです。
受験結果について
受験が終わり、2週間ほど経ってから以下のようなメールが届きました。
■合否結果
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【 合 格 】
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総受験者数 6,398名
合格者数 3,917名
■シラバス分野別得点率(小数点以下切り捨て)
1.人工知能とは. 人工知能をめぐる動向. 人工知能分野の問題:83%
2.機械学習の具体的手法:78%
3.ディープラーニングの概要:93%
4.ディープラーニングの手法:83%
5.ディープラーニングの社会実装に向けて:88%
6.数理・統計:100%
7.法律・倫理・社会問題:78%
この時のG検定の合格率は61%でした。開催回によるばらつきはありますが、合格率はおおむね60%で推移しているようです。合格ラインは公表されていませんが、おおよそ70%ぐらいではないかと言われています。
学習方法
学習時間
学習期間は試験の約2ヶ月前から開始しして、週平均でおよそ1日1時間の学習を行いました。学習と並行して、まとめシートの作成を行いました。(週平均でおよそ1日2~3時間)
学習教材
教材は以下のテキストを使用しました。
G検定公式テキスト(翔泳社)、徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集(スキルアップAI株式会社)
まずは公式テキストを読書感覚で最初から読み進めました。読み終わったら問題集に取り掛かり、適宜公式テキスと合わせて復習を行いました。並行してまとめシートの作成も進め、最終的にはシートと合わせて時間を意識しながら問題集をもう1度解き直しました。
試験当日
時間配分
試験時間は2時間ありますが、問題数が多いためかなりスピードを意識して解答していく必要があります。本番では解答に自信がない場合には、チェックをして後から解くこともできるため、確実にわかる問題から解いていきます。当然ですが、全ての問題をネットで調べることは時間的に不可能であるため、問題を見て即答できる問題をどれだけ増やせるかが大切になってきます。
試験内容
私の場合、学習した知識で即答できた問題が約5割、ネットまたはまとめシートで検索した問題が約4割、検索しても解答がわからなかった問題が約1割でした。おおよそ半分程度はわからない問題や自信がない問題でしたが、ネット検索やまとめシートを活用することでカバーしています。試験当日は「見たことない問題」がそれなりに出ることを頭に入れておき、わからない問題が出てきたら落ち着いて検索するように心がけるのが良いと思います。
受験環境
前述の通り、試験本番ではネット検索の時間短縮が重要となります。私の場合は検索がしやすいように解答用のPCと別に検索用のPCを準備して試験に臨みました。PCが複数台用意できない場合でも、増設モニタなどの用意して試験の画面とは別に検索画面を用意できると良いと思います。
反省点
本番では特に試験前半に分からない問題を調べながら進めたため、後半になって時間が足りない状況になってしまいました。G検定合格には高得点は必要ないため、わからない問題があった場合には後回しにして、わかる問題から確実に解いていくことが重要です。選択肢に見たことがない用語がある問題は、勇気を持って捨ててしまう判断も大切だと感じました。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はでは2022年7月2日(土)開催のG検定(2022#2 )に合格した学習方法と受験体験について紹介しました。
これから受験される方へ参考になれば幸いです。